杵原学校応援団
昭和60年4月統合中学校の開校に伴って旧山本中学校は閉校となりました。中学校統合について旧校舎はそのまま残すことで合意しました。しかし校舎は残りましたが、子供達の声もなく寂しい日々をその後過ごしておりました。
平成13年頃から自治会を中心に校舎の利用について検討されるようになり、市理事者とも打合せを重ね一歩一歩前進し、平成17年に校舎の大掃除に着手、地区民に呼びかけ多くの人達が協力し利用できる状態にこぎつけ、地名をそのまま杵原学校と命名し開校いたしました。それに合わせ主体となって活動する杵原学校応援団を、思いを同じにする60人で結成しました。
杵原学校応援団の活動内容は、校舎を利用しながらの校舎保存、周辺の整備、地域の児童を木造の校舎に招き入れ大きな声を響かせ、様々な体験や地域文化の継承など学びの広場づくりや、大人同士の交流や学びあう場所づくり、地域の活性化のための様々な活動、又外部からの体験学習の受け入れ等を行っております。
応援団設立以来、14年を経過しましたが初期の目的であります、国登録文化財の貴重な木造の校舎を保存しながら活動を続けて行きたいと願っております。
杵原学校応援団 代表 井上征雄